Various 『1968 CBC Song Market』LP 1968年作

1967年に引き続き行われた第2回プロアマ作曲コンテストの1968年盤。

去年の優勝者はBruce Barrieさんの「Kiss The Wind」。

Tommy AmbroseやBilly Vanの出演で盛り上がりましたね。

この大会の主旨は、まだ見ぬ隠れた作曲家の才能を発掘するためとのことですが

なんと5000人の作曲家の曲の中から、たった12人しか選出されないという

まさかの倍率416倍!!

カナダ人って面白いことを考えますよね。

その見事に選ばれた12曲の中での最優秀賞が

アルバムの準タイトルにもなっている「Colors Of The Rainbow」。

作曲者はJohn Marierという方で、1300ドルの賞金を手にしたそうです。

Barbara GryfeやKaren Marklingerが歌っているので、

今ではすっかりお馴染みの名曲です。

今作でもBarbara Gryfeが一曲目で歌ってますが、

彼女のSolo Albumとは別ヴァージョンでして

冒頭ではストリングスが取り入られ

前作よりも幾分スローでしっとりとしたアレンジになってます。

両ヴァージョンをMixして動画を作成してので、是非聴き比べてみてください。

ちなみに前半部分が今作のヴァージョンです。





さて、本作の最大の目玉はThe Laurie Bower Singersの参加において他はありません。

計3曲を披露してますが、そのうちの素晴らしい2曲を紹介します。

☆A-side 2曲目 Surrounded By The Night

☆B-side 1曲目 Love Is Gone

一連のカナダ産Soft Rockのお気に入りの曲を聴き流していると、

ハッと感じる頻度が最も高いのが、この「The Laurie Bower Singers」。

その根源はもちろんLaurie Bowerの手腕によるものですが

例えばコーラス隊の編成に関しても、常に多すぎず少なすぎず

コーラスも地味すぎず派手すぎず

過度なアレンジもなく且つ単調にもならず・・・・

何というか彼のセンスの妙は際立っていて、音楽の醍醐味を本当に

深く理解している人なんだな、と思います。

今作の2曲がそれを如実に表していて

人肌の温もりを含んだ優しいコーラス&ハーモニーは、

まるで聴く者を甘美な世界へと送り出すかの様。

このハイセンスな境地に酔いしれて

今日も頑張ります!