The Renaissance 『Bacharach Baroque』1973年作

1950年代後期~1960年代中期にかけて数あるヒットを生んだ

名プロデューサーSnuff Garrettが関わっている作品として注目を集めている名盤。

小西康陽氏がレコードガイド特集でチョイスした影響もありますでしょうか、

今では人気盤の一枚にも名を連ねています。Snuff Garrettといえば、

Soft RockファンにはGary Lewis & the Playboysのヒット曲絡みで

名前は聞いたことがある方も多いでしょう。

      

Phil Spectorにも影響を与えた彼のプロデュース能力は、ミュージシャンの特性を

生かしつつも一つ一つの楽器に一捻りの工夫を加えたり、聴き手に印象を残す

フレーズを強調したりと地味ながらも技巧派のスペシャリストなのです。

60年代後期に一時的に音楽業界を離れはしたものの70年に入り、

再びカムバックしプロデューサーとして活動を始めました。

今作は、調度その時期に当たる訳ですね。演奏者の詳しい記載がないので

分かりませんが、恐らく覆面グループを同伴したプロデューサーのSnuff Garrettと

アレンジのAl Capps主体の企画盤と捉えても宜しいかと・・・。

Snuff Garrett      




間違ってたらすみませんww。

アーティスト名の「The Renaissance」は、表ジャケの見事な絵画から見て取れるように

ルネサンス期に描かれた絵画作品から名を取っているみたいでみたいです。

タイトルの「Bacharach Baroque」は、

今作が全曲Burt Bacharachのカバー曲であることと

クラシックの音楽をジャズ風に演奏する「Baroque Jazz」という言葉を上手く掛け合わせて

付けられてます。何故バート・バカラックかというのは、どうやら

元来Snuff Garrettが好んで聴いていた、ということが影響しているようですね。

気になる内容は、Soft Rockファンなら間違いなく気に入るであろう全編スキャットの

ダバダバ・コーラスアルバム。小気味良いビートに、美しい音色のハープシコード

そこにバカラックの珠玉のメロディが組み合わさるのですから、悪い筈がない!

全11曲、男女混声コーラスが申し分なく美しいです。今回の私のオススメは、

抜群のノリとコーラスのコンビネーションが最高な「I’ll Never Fall In Love Again」と

鮮やかなアレンジが光る「What The World Needs Now」。下記↓視聴をどうぞ!

Side-1、Side-2それぞれ曲の流れが絶妙なので、通して聴くのが一番です。

興味があれば是非!