Roger Harcourt 『Here : Before My Eyes』LP 1980年作

Roger Harcourt Bandから一気にメンバーを総入れ替え(1人除く)して制作された本作は、

より西海岸の匂いをプンプンさせた爽やかなサウンドになっています。

今作は、プロデュースと作詞作曲を全てRogerとFred Munchなる人物の2人で

行われております。Fred Munchとは、この盤で初めて知りましたが

どうやらFunk/Soul系のアルバムでエンジニアとして活動していたらしいです。

真相は分かりませんけども、一体どういう経緯でRoger氏と意気投合して

今作を作ることになったのか?・・・疑問が残るところではあります。

参加ミュージシャンについて

気になる人だけ紹介します。

キーボードのTom Powersは『Love And Learn』で有名なAOR系のSSWですね。

1977年作『Love & Learn』

ベースのNolan MendenhallとドラムのAl Pinoは、

下記Power Pop系のシングルを発表したThe Clueなるグループ出身です。

1980年作 The Clue 『Oh Tammy』

パーカッション担当のBo JessopことBojangles(Jessop)は、Roger Harcourt Bandの

A面の5曲目「North Country」のみにドラムとコーラスで参加してました。

他は、知らないミュージシャンばかりでした。↓↓以下参照↓↓

Roger Harcourt: lead and background vocals, guitar, keyboards

Tom Powers: background vocals, keyboards

Nolan Mendenhall: bass

Fred Munch: keyboards, synthesizer

Al Pino: drums

Jim Ryan: drums

Bo Jessop: percussion

Larry Cook: guitar

アルバムの内容

片面4曲づつの全8曲と少な目です。

一番驚いたのは、彼の井出達とサウンド志向が変わったことでしょうか。

前作Roger Harcourt Band『…And The Horse You Rode In On』で、

Folk Rock~Country系の風貌だった彼でしたが、↓↓(下記、前作の写真)↓↓

   

今作では、何とテンガロンハットを脱ぎ、Michael McDonald風にさっぱり変身!!

今作の裏ジャケ

そして、サウンドも’’いなたい’’カントリーとはおさらばして、

垢ぬけたポップ路線へと、ガラッとサウンド・チェンジしております。



ゆいさんのおススメ曲

まず冒頭のタイトル曲A-1「Here Before My Eyes」

初期Eaglesを連想させる爽やかなロック・ナンバー。抜群のポップ・フィーリングと

爽やかなコーラスがとても気持ちが良いです。

A-3「(It’s Not An) Easy Thing」

今作の目玉がこの曲。ヒット性のあるAOR系ポップ・チューン。

B-1「Could It Be You」。

こちらは、Soloに転向後のGlen Freyが演りそうな曲ですね。

ホーン・セクションを良く効かせたゴキゲン・ポップチューン!

B-3「Carmen」

ウキウキ感満点のキャッチーなメロディが最高です。中盤のドゥービー風のコーラスを

聴いていると、Michael MacDonaldそっくりの歌声が聴こえるところがミソです。

Roger氏のしゃがれたハスキーヴォイスがタマらない!

最後に

Roger HarcourtのSolo作とRoger Harcourt Bandは、作風こそ違いますが

どちらも内容の濃い1枚で、結構楽しめる作品だと思いますので興味が御座いましたら

チェックしてみてください!特に今作はドライブなんかに最適かと。では、また明日!