River 『Come A Little Closer / I Wanna Run Away』 EP 1975年作

2000年頃にem RecordsとRPM Records UK から続々と

Tony Rivers関連の音源がCD化されましたが、

残念ながら彼がプロデュース、アレンジに携わった多くのシングルは

未CD化のまま陽の目を見ることはありませんでした。

この曲もCD化から漏れてしまった一曲です。

では、何故収録されなかったのか??

私はシングル収集が趣味ですので、原因を探るべく

Tonyさんがクレジットされている曲を片っ端から集めていきました。

すると、ただ単に凡庸なものだったり、

コーラス&ハーモニーアレンジで売り出しているTony Riversと

懸け離れたイメージを抱かせる様な作品があり、

CD化の曲の選出もちゃんと厳選されているのだと

納得しました。

しかし、例外にもこの曲の様な素晴らしいSoft Rockの名曲が何故選出されなかったのか?

em Recordsから発売されたSummer Wineの解説書にオーナーの江村幸紀がこの曲にも触れていたので

選出し忘れたとか、そもそも知らなかったとかではなく

何かしら大人の事情があったと思われます。

さぁ、私ゆいさんが太鼓判を押すこの完全無欠のSoft Rockの名曲を聴いてみましょう!

ちなみに聴き所は何と言ってもJohn Perryの天国行きの透き通ったハイトーンヴォイス!!




ご存知の方が多いと思いますが、Tony Riversは変名名義で多くのシングルを残しています。

この曲はRiverという名義で

他にも『You Are The Song / Everything You Do Is Magic』(これはCD化されてますね)や

『A Little Thing Like Love / I Like It Like That』(B面だけ未CD化)などあります。

RiverはTony Rivers , John Perry , Dan Loggins(Kenny Logginsの兄)の3人のプロジェクトとして知られてます。

このプロジェクトについてJohn Perryさんのとても興味深い発言があります。

随分前の話ですが、(The SugarbeatsやGrape Fruitの頃から) John Perryさんのファンだった私は

御本人のホームページから   John Perry Home Page

正規で発売されなかったホームスタジオアルバム(CD-R)を購入した際に

直接本人からメールが届いたので

ズバッとこのRiverについて尋ねてみました。そしたらこんな返事が返ってきました。

「River は共同事業みたいなもので、それゆえ曲は僕とトニーで歌ったよ。Dan はメンバーというよりむしろ制作側で、彼はハーモニーが特に好きだったね。この曲はThe Sutherland Brothersからインスパイアされてるんだ。いや、本当良いバンドだよ。。。。」

実際Tony Riversコーラスで参加してますが、

作曲・リードボーカル・ベース・ギター・アレンジは

John Perry が担当しているので、ほぼSolo Singleみたいものですね。

1973年に『Crying Eyes/Nancy Sing Me A Song』でSolo Singleを発表してるので

この時期にこの曲やSummer Wineの曲を含め、Tony Riversが完全バックアップして

Solo Albumを制作をしていたら、Soft Rockの大傑作が生まれていたかもしれません!!

と想像したりして日々過ごしてますww