Randy Morriss『Lifeline』LP 1981年作

米・アイダホ州出身のSSWによる、メローな世界観に満ちた名盤。

聴く限り、ジャンルで言うとAOR系の部類にカテゴライズされるんでしょうけども

Soft Rockファン向けの曲もチラホラありますので、紹介致しましょう。

まず注目して頂きたいのは、Randy氏の優しさ溢れる透き通った高音ヴォイス。

天性のメロウネスという質感を兼ね備えており、甘いバラードなんかを歌わせたら

それこそ本当にトロけてしましそうな程の極上メローな1曲に仕上がります。

ということで、Frankie BleuやMichael Franks、Nick DeCaroなどの歌声が好きで

尚且つ甘めのサウンドがタイプの方には打って付けのアルバムになってます。

       

オススメ曲!

今作は片面5曲ずつの計10曲収録されています。

その中でゆいさんおススメの曲を紹介しましょう!

まずはA面から。冒頭の「Easy Street」。

いきなりミディアム・メローバラード。Randy氏の美しいヴォーカルもさることながら、

全体をメローサウンドに包み込むエレピとシンセの音色が一役買ってます。

このソフト&メローな感触がたまりませんね。



そしてA-4曲目「Can’t Find Anyone Like You」。

こちらもメローなバラード作品。程よいコーラスと感傷的なメロディが美しく、

Dメロ(大サビ)も見事にカッコ良くキマッてます。

B面に移りまして

B-3曲目「Run Away With Me」。

この曲が今作の最大のハイライト。ジャジーな風情を醸し出すミディアム・メロー。

エレピも悪くないが、何と言っても終始鳴り響くサックスがビックリする程ジャズ調の

リズムと溶け合っている。そしてRandy氏も派手にシャウトしたりせず、

あくまでメローに徹底して、小気味よく伸び伸びと歌っています。

個人的にもお気に入りの1曲で、今でも良く聴きます。

B-5曲目「Lifeline」。

ラストを飾るこのタイトル曲は、またしても感動的なメロー・バラード。

ここでもサックスがドラマティック且つエモーショナル鳴り響く。

こっちが主役とばかりにとにかく吹きまくってますw

それに対してRandy氏はマイペースに優しく控えめに歌ってます。かなり甘めの曲です。

他の曲は?

ブルース、ロック、レゲェ調の曲からフュージョンぽい曲まで様々なサウンドが

聴けますが、歌声がメローなだけにあまり曲調にあってない感じはあります。

全編通してメローな味わいを楽しめるのでSoft Rock~AOR向けの作品として

その手の方面に興味がある方は是非。

では、今日も良い一日を!