De Millers 『Millers ’68』LP 1968年作

気の利いた店員さんだと、レコードを購入する際に同趣向の盤を教えてくださったりするこ

とがたまにありますよね。本日紹介するレコードは、ゆいさんが店員さんに薦められた物の

中で一際良かった1枚です。こちらはオランダ産のジャズ・グループなんですが、私は元々

ジャズ系は全く畑違いというか、専門的な知識がゼロに近いので、今作を聴くときも余計な

前知識とか全然なく聴いてみたので、何というか新しいものに触れて色々な発見あり、勉強

にもなりと非常に良い経験になった思い出があります。

で、内容が良かったので聴いた後に意気揚々とネットで調べてはみたのですが、大した情報

は得られず (;´д`)トホホ… となるとジャケットに記載されているライナーノーツやクレジッ

トからの情報を頼りにしたいところですが・・・オランダ語ΣΣ(゚д゚lll) ガガーン!!

まぁ、そういうことですので本日はバンドのバイオグラフィーなどの詳しい解説とかは抜き

にして、楽曲メインでお話させて頂きます。

De Millersについて

アルバムやシングルが多数あり、別名(エイリアス)も多岐に渡っていて、どうやら表ジャケ

に写っている男性(Millerさん?)を中心とした別グループも多数ありそうな気がします。

ということで、恐らく活動期間の長い古典的なジャズ・バンドなのかな?と予想してます。

裏ジャケで分かったことは、4人のヴォーカル・カルテット(男性1人女性3人)と8人のバンド

の計12人構成のグループということです。ヴォーカルの4名は写真がありましたので

下記に貼っておきました。

ヴォーカル・カルテット

アルバム内容

今作はSide-1に9曲、Side-2に8曲の全17曲収録というボリュームたっぷりの内容です。

1曲1曲の尺が1分30秒~2分程度と、とても短いのでこれだけの楽曲を詰め込めたのですね。

ラウンジ系のインストが5曲、他は全てヴォーカル入りの楽曲になります。そのヴォーカル物

のスタイルが非常にバラエティに富んでいまして、男性Soloから、女性Solo(3人分)、女性

ツイン、男女ツイン+掛け合い、そして4人での混声まで。こういった工夫を凝らして飽きさ

せない楽曲構成になっているのが、今作のポイントでもあります。ちなみに女性3人の中で

Suzy Möllertという方の歌声がかなりの美声でして、是非注視して聴いて頂きたいのですが

歌っているのはたった2曲のみ。内1曲は男性のEddyさんとの会話方式の楽曲なのでそこまで

堪能できないのですが、残る1曲が彼女のSolo扱いの1曲で、大変素晴らしい内容ですので、

是非それだけでも下記の【おススメ】で視聴をしてみてください!

収録曲は以下の通りです。

Side-1

1 「Make Mine Millers」

2 「Chickery Chick」

3 「My Baby Just Cares For Me」

4 「Seven Come Eleven」

5 「How About You」

6 「My Heart Stood Still」

7 「Smoke, Smoke, Smoke」

8 「Baby, Baby All The Time」

9 「So What’s New」

Side-2

1 「Get Up Them Stairs」

2 「Flying Home」

3 「Take A Letter Miss Smith」

4 「A Shanty In Old Shanty Town」

5 「Ballin’ The Jack」

6 「Jane Street」

7 「I Told Ya I Love Ya」

8 「Make Mine Millers」



ゆいさんのおススメ

間違いなく今作のハイライトなのは、Side-2の7曲目「I Told Ya I Love Ya」。

本盤で唯一4人による混声コーラスを楽しめる曲です。スウィングするバッキング演奏も見逃

せませんが、小粋なメロディに息の合ったコーラスが最高にオシャレ。

そしてもう1曲は、Suzy MöllerによるSide-1の6曲目「My Heart Stood Still」。

ピアノ、ウッドベース、ヴィブラフォンの絡みも素晴らしいですが、間奏で魅せるピアノの

ソロもラウンジ感満点で聴き応えあります。格式高い1曲として覚えておきたいですね。

最後に

インストだけ流せば、本格的なにラウンジ向けとしても活用できそうですよ。

気になる方は是非チェックしてみてください!

翌年にリリースされた『Millers ’69』は明日紹介します。