Candlewick GreenのLP未収シングルのご紹介

Candlewick Greenが世に残した8枚のシングルについての紹介です。彼らは1st Album以降

ライブ中心のグループへと転身し、2nd~3rd Albumはファンのリクエストという形で、カバ

ー曲メインのアルバムを発表します。今回紹介するシングルのほとんどは、彼らがライブ・

バンドになる以前のもので、数こそ少ないもののメンバーのオリジナルやJigsawのライター

コンビScott&Dyerの曲など聴き応えのあるSoft Rockナンバーがありますので、特に英国産

ポップ好きには是非、下記で視聴だけでもして頂きたいです。昨日まででAlbumの紹介は終

わりましたので、本日はLP未収の曲を中心に解説していきましょう!下記に年代と両面の収

録曲を列挙しましたのでご参照ください。赤字がシングルでしか聴けない曲です。

1972年 「Doggie / Like We Still Do

1973年 「Who Do You Think You Are / Fingers In Your Ears

1974年 「Leave A Little Love / Jimmy

1974年 「Everyday Of My Life / You Play (This Lonely Game)」

1975年 「Last Bus Home / Things That We Said

1976年 「Sign Of The TimesYou Don’t Know

1978年 「Who Do You Think You Are / Come With Me

楽曲内容

1972年 「Doggie / Like We Still Do

  

1st Singleは、両面共にLally Scottの作詞作曲。彼は英国・ランカシャー出身の作曲家兼シ

ンガーで、1971年に「Chirpy Chirpy Cheep Cheep」がヒットしますが、同時期にMiddle

of the Roadがカバーして大ヒットします。彼の書く曲は、甘口な作風が多くJigsawにも

My Summer Song」という素晴らしいポップ・バラードを提供しています。ポップ志向

という点でもScott&Dyerの書く曲に通じる所がありまして、このシングル(特にB面)も

Jigsawにかなり近い作風になっています。

A面は、キャッチーなメロディと分厚いコーラス・ハーモニーが非常に美しく、素晴らしい

Soft Rockナンバーです。B面も同様にコーラスが濃厚で、Jigsawを彷彿させる天まで昇る

様な爽やかなサウンドが最高に心地よいです。正にダブルサイダーなシングル!

1973年 「Who Do You Think You Are / Fingers In Your Ears

A面に関しては言うまでもないでしょう。B面がLP未収の曲で、こちらの曲もClive Scottと

Des Dyerの共作。御本家Jigsawの自演版がないみたいなので、楽曲提供のみということで

しょうか。モロJigsawサウンドですが、メロディは可もなく不可もなくといった感じで、

出来はイマイチですね。

1973年 「Sunday Kinda Monday / I Found My Way

A面は、またScott & Dyerの共作ナンバー。こちらの出来は素晴らしいです。イントロでの

TerryのヴォーカルがTony Burrows風で、メロディも Edison LighthouseやButterscothを

彷彿させるポップな曲です。ティンパン・アレー系が好きな方におススメ。

B面は、メンバー全員によるオリジナル・ソング。清々しい歌い方や、サビでのメロディの

広がりなどを聴いていると、Scott & Dyerの共作曲よりも不思議とこちらの曲の方が

Jigsawぽい。堅いギターやマンドリンの音色から感じる英国らしさが何とも良いですね。



1974年 「Leave A Little Love / Jimmy

LP未収のB面の方は、Nunnen作曲のインスト・ナンバー。実はこの曲、以前紹介した

1 st Album『What Kind Of Songs』に収録された、ゆいさんおススメの「Lazy Days In

The Sun」が原曲になってます。ただヴォーカルを指し抜いただけでなく、新たなアレン

ジが施されているので、撮り直しされた可能性大。英国Rockのサウンドがプンプンして

いて、PilotやChris Rainbow好きには打って付けのナンバーですね。

このキラキラした世界観が最高!

1974年 「Everyday Of My Life / You Play (This Lonely Game)」

こちら両面共に、1st Album『What Kind Of Songs』に収録されてます。

1975年 「Last Bus Home / Things That We Said

A面は、Geoff WilkinsとHarold Jacob Spiroの共作曲で、Jeffersonヴァージョンで知って

いる方も多いでしょう。ちなみにGeoff Wilkinsは、オーストラリアのポップ・バンド

Jigsawにも楽曲提供してます。英のJigsawには足元にも及ばないB級グループですが、

個人的には「How Do You Do」がおススメ。

さて、この曲はPaul McCartneyが書きそうな甘くて可愛らしいソフト&ポップなメロディ

です。コーラス・ハーモニーが華やかで聴いていてとても心地よいです。大サビもカッコよ

くキマッてます。正直にこの路線で続けていけば、まぁまぁ売れたのではないかと思ってま

すが、どうでしょうか?

B面は、Jimmy Nunnenのオリジナル・ソング。完全に時代を先取りしちゃってるディス

コ・ナンバー。カッティング・ギターや濃厚なコーラスがとても印象的な曲で、グルーヴ感

溢れるそのサウンドは全体的に締まりが効いています。ということで、この盤もダブル・サ

イダーです。気に入っちゃったなら、購入待ったなしですね!

1976年 「Sign Of The TimesYou Don’t Know

A面は、珍しいRockナンバー。と言っても、そこまでゴリゴリな感じはなく、適度にコーラ

スが割り込んでくるSoft & Rockな1曲。作曲は、リード・ヴォーカルのTerry Webbです

が、こういう曲を歌いたかったのでしょうか?

B面はJosefという謎の人物による曲。優しくキャッチーなナンバーですが、押しが弱く、メ

ロディもイマイチ。

1978年 「Who Do You Think You Are / Come With Me

両面共にScott & Dyerの共作曲。B面は、Jigsawヴァージョンと比較しても全くを引けを

取らない素晴らしい出来ですね。

最後に

いや~、やっと終わりましたぁ~。Sunriseに引き続き、書いている最中にシングルの置

き場所が分からなくなり、散々探し回りました。結局見つからなかったので、何枚かは

買い直す羽目に・・Σ( ̄ロ ̄lll); やっぱり在庫管理ならぬ、音源管理はちゃんとしない

とダメですね。これから気を付けます!